卒業旅行22,23,24日目(帰国日・土→伊→日)

ありーゔぇでるちいたーりあ!


どもども、3週間と少しの卒業旅行も終わりです。今回はイスタンブールアタテュルク国際空港で部活の連中と別れてから、単身ローマへ散策に。それからフィウミチーノ空港で関西国際空港行きの航空機に乗りました。


トルコ最終日の朝は、グランドバザールへお土産の調達に向かいました。ここは商魂たくましいトルコ人たちの巣窟で、日本人が歩けばもれなく5秒に一度は声を掛けられる商人の坩堝です。そんな彼らと値引き交渉をするのはなかなか刺激的です。


例えばクリスタル製のグラス6個セット(本物かは怪しく強化ガラス製かも)は言い値が70TL(約4000円)だったのに対し、三度に渡る交渉の末には35TL(約2000円)にまで値下げされました。どうみても茶番ですが交渉の様子は以下のような感じです。


商品を見て無言で退店→50TL

再来店、他店で40TLだと出まかせ→45TL

色が気に食わないと文句言い退店→40TL

再来店、2セット購入で割引しろ→37.5TL

4セット購入で割引しろ→37.5TLのまま

友人が自分を諌めつつ電卓いじる→35TL


一応、半額までは値切り、口が達者なトルコ人商人を無口にしてやりました(笑) どこまでが本音でどこまでが演技かはわかりませんけどね。試しに他店でこの値段以下を提示してみたら門前払いを受けたので、粗利ゼロに近い価格にまで落とせたんじゃないかと信じたいです。

そのあとも何個かの商品を値切りながらグランドバザールを練り歩きました。日本人に対する言い値買いのイメージを払拭できれば幸いです。



買い物を済ませてからは、アタテュルク国際空港へ行き、部活の連中と別れて、単身ローマへと戻りました。航空券の都合上、自分はイタリアをハブ空港にせざるを得ないのです。


ローマフィウミチーノ空港より離脱。手荷物が返って来るのか来ないのか、若干不安になってスカイチームの窓口に問い合わせると、関空で返って来る旨を伝えてくれ、更に歯ブラシ等お泊まりセットを提供してくれました。ナイスサービスです。


この晩はちょっとだけ贅沢してBooking.comで三ツ星のホテルに宿泊。ひとりになりようやく肩の力も抜け、伸び伸びと一夜を過ごしました。

ちなみにこの旅では三度、三ツ星ホテルに泊まりました。それ以外は星無しホテルです。星無しホテルと三ツ星ホテルで何が違うか。客室の内装には特に差はありません。違うのは朝食のバリエーションの多さです。同じビュッフェと一口に言っても、星無しの場合はフランスパンと野菜数品だけだったりします。他方、三ツ星だとたいてい具のあるパンに加えて、肉を含むおかずがあります。朝からしっかり食べられるなんて素晴らしいことです。



翌日は朝からぶらぶらとローマを散策するのみです。途中、フェルトリネッリ(本屋)やスターショップ(漫画屋)に立ち寄りつつ、旅行中盤のローマ滞在で立ち寄った場所をぶらぶらしました。わざわざお金を掛けて旅行に行き、特に観光施設に入場する訳でもなく、ただただ街中を散歩するというのは、なかなか贅沢な気分になります。自分の中ではけっこう高位な贅沢です(笑)


収穫はまた後日、戦利品の報告時にでもアップするとしましょう。自己満足な写真のアップロードもしなければなりませんしね。自己満足でない、同伴者の写真を一箇所まとめてアップロードする作業も残っていますし。それはまた今度。



それからローマを去って、この旅は終わりです。24日間、3ヶ国、仏伊編とトルコ編の二部構成の卒業旅行でした。昨日、関西国際空港に到着し、今は自宅から日記を書いています。

こんな自己満足な卒業旅行記に付き合ってくれた物好きな方がおられましたら敬意を表します。グラッツェアリーヴェデルチ