卒業旅行4,5日目(イタリア・ナポリ近郊)

ぼんじょーるのいたーりあ!


本日はイタリア南部、ナポリより南東のサレルノよりお送りいたします。ここ2日間はナポリ周辺のポンペイ、ソレント、カプリ島サレルノに滞在しました。この辺りは物価も景色も人柄もよく、バカンスに適するでしょう。さすがにこの時期は閑散としていますがね。ただサレルノだけは治安の悪さが西成区より酷いのでオススメしない。


またイタリアが荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険 Part.5 黄金の旋風』の舞台であることは公然で周知の事実でしょう。せっかくなので、ジョジョの聖地を巡りながら各地で記念のジョジョ立ちをキメております。一日一立ちです。



さて、ナポリへはパリ南部のオルリー空港より、LCC(格安航空会社)のeasyJetを利用してナポリのカポディキーノ空港へ行き、その後空港からのシャトルバスでたどり着きました。朝4時起床で何とか間に合いました。


いやあ、LCCは慌ただしいです。少し早めに着いたものの、手続きの受付がなかなか開始されず、チェックイン締切の10分前にやっと。搭乗手続きも同じくギリギリの10分前に始まり、内心焦りながら搭乗した。こういうのも嫌いじゃないんですけどね。


ナポリに着いてからはトレニタリア(国営鉄道)ではなく、私鉄のチルクムヴェスヴィアーナ鉄道でポンペイ遺跡へ。ポンペイは誰でも知っているであろう、ヴェスヴィオ火山の噴火で灰に埋れた残骸の街ですね。神殿の様式はいかにもギリシアから渡来したといった感じの無骨なものです。


ここにはボスの指令により鍵が隠されています。隠されていると言っても犬の絵のところにあるのを当然知っていますから、全く隠れてはいないですね。イルーゾォにも見つからず、すんなり鍵を見つけました。


夕方から訪れたソレントは異国情緒漂う素敵な街でした。カンツォーネ帰れソレントへ』でご存知の方も多いでしょう。とりあえずビザが安くて美味いのと、ホテルの受付のお姉さん方が優しく美しくていらっしゃるので文句はありません。あ、施設も気の利いた作りで感激でしたよ。



翌朝はカプリ島へ。船は二隻ありませんでしたがとりあえずギャングスターダンスを踊っておきました。どこかでズッケェロが苦しんでいることでしょう。ザマミロ&スカッとサワヤカ!(ウソ。本当は無理な態勢をとって脚が痛かった)


一応のメインイベントは青の洞窟ツアーです。日本人観光客が多いためか、料金設定はひどいボッタクリです。ツアー代金払って洞窟の手前まで舟で行って、そこで更に入場料もとっちゃうぞーってもうね、アホかと。バカかと。ここまで来て引き下がれもしないし払ったよ、クソックソッ!


確かにアホの、いえ青の洞窟の内部は綺麗でした。ちょうど晴れて日が差し込んだおかげで、観られる確率の低いこの時期にも観ることができました。添乗員のフニクリの歌声を聴きながら観る青の洞窟はサファイアの輝きです。


それから暫くして、ナポリ南西のソレントから南東のサレルノへバスで行きました。アマルフィ海岸ってこの辺りだったんですね。移動時間が予期せぬ風光明媚鑑賞タイムと化しました。棚から牡丹餅、崖からアマルフィです。


さっさと治安の悪い宿泊地のサレルノを抜け出してローマに逃げるんだよォー! 昨日の夜も怪しい男2人から逃れて来ました。何の脈絡もなく因縁つけられて警察呼ばれても困ります。



それではまた次の場所でお会いしましょう。この文章の下書きを書いたのがバス酔いでテンションがアレな時なのは気にしないでくださいね。


ではではアリーヴェデルチ