卒業旅行14日目(移動日・旅費の紹介)

アリーヴェデルチおぬ!


さて、おぬが日本に帰国したところで、今回の旅行に掛かった費用のおおよその内訳を紹介します。

自分の旅費だとこれから行くトルコも含んでしまうので、おぬ単体の、フランスとイタリアの12泊14日の旅費を紹介します。個人的には、ツアーと比べると安上がりだったんじゃないかと思います。自由設計の旅行だと時間の融通も利きますしね。

この数字が、これからイタリア等を旅行する人の参考になれば嬉しい限りです。



渡航費(約105,000円)


アリタリア航空(成田→ミラノ→パリ、ミラノ→成田)=100,000円
・格安航空easyJet(パリ→ナポリ)=5,000円

=100,000+5,000=105,000円



○交通費(約30,000円)


・パリシャルルドゴール空港シャトルバス=0円
・パリメトロ×8=1,000円
パリオルリー空港シャトルバス=1,000円

=0+1,000+1,000=2,000円


ナポリカポディキーノ空港シャトルバス=800円
・チルクムヴェスヴィアーナ鉄道×2=1,500円
・ソレント〜カプリ島フェリー×2=3,000円
・SITA(ソレント〜サレルノ間バス)×2=1,500円
・CSTP(サレルノ地域バス)=200円

=800+1,500+3,000+1,500+200=7,000


・トレニターリアintercityサレルノ〜ローマ)=2,500円
・ローマメトロ×10以上(ローマパスで乗り放題)=2,500円

=2,500+2,500=5,000円


・トレニターリアEuroStar(ローマ〜フィレンツェ)=4,300円
フィレンツェ市バス=200円

=4,300+200=4,500円


・トレニターリアEuroStar(フィレンツェヴェネツィア)=5,000円
水上バス ヴァポレット×8(ベニスパスで乗り放題)=2,500円

=5,000+2,500=7,500円


・トレニターリアEScity(ヴェネツィア〜ミラノ)=2,500円
・ミラノメトロ×2=300円
・ミラノマルペンサエクスプレス=1,200円

=2,500+300+1,200=4,000


=2,000+7,000+5,000+4,500+7,500+4,000=30,000円



○宿泊費(約30,000円)


・パリ3泊
・ソレント1泊
サレルノ1泊
・ローマ2泊
フィレンツェ3泊
ヴェネツィア2泊
・ミラノ1泊

=平均2,500×12=30,000円



○飲食費(約15,000円)


・朝食=ホテル付帯=0円
・昼食=ピッツァ+飲み物=450円
・間食=ジェラート=150円
・夕食=スーパー調達=400円

=0+450+150+400=1,000円


・ディナー=3,000円

=1,000×12+3,000=15,000円



○施設入場料(約15,000円)


ヴェルサイユ宮殿
ルーブル美術館
ポンペイ遺跡
・青の洞窟
コロッセオ(ローマパスで無料)
・カラカラ浴場
・ヴァチカン美術館(国際学生証で割引)
ゴッホ展(ローマパスで割引)
・サンタマリアデルフィオーレ大聖堂クーポラ
・アカデミア美術館
ウフィツィ美術館
・エブライコ博物館(国際学生証で割引)
・海洋歴史博物館(ベニスパスで割引)
・サンジョルジョマッジョーレ教会鐘楼
・ペギーグッゲンハイムコレクション(国際学生証で割引)

=15,000円



○雑費(約5,000円)


・日用品代
・チップ代
・お土産代
・ネット利用料
・レストランサービス料

=5,000円



○合計(約200,000円)


=105,000+30,000+30,000+15,000+15,000+5,000円=200,000円



○雑記


長距離移動の交通手段には、格安航空easyJetとイタリア国鉄Trenitaliaを利用しました。格安航空は早めに予約すれば鉄道よりも安く早く、パリからナポリまで5000円弱で行けます。イタリア国鉄は会員登録して早めにネット予約すれば割引サービスMiniを利用でき、最大60%オフで乗車券が買えます。



イタリアでのレストランの選び方に関して。イタリアのレストランには3種類あり、リストランテ(基本的にコース料理)、トラットリア(単品で頼めることも)、オステリア(大衆食堂)の順に安価になります。なお、料理の種類に拘らなければ、セルフサービスのレストランやピッツェリーアを利用する方が安く済みます。


食費を節約したければピッツェリーアに限ります。まず何軒かのピッツェリーアを周ってみて、滞在している街の1/6等分ピザの相場を調べるとよいです。基本的に店の外に座席があるピッツェリーアは高めで、立ち食いや持ち帰りのみの店になるほど安くなります。


ジェラートの価格はアイス一種コーン小で比較するといいです。イタリアのジェラートはコーン小とはいえ、日本のアイス屋さんの通常サイズのアイスクリームよりやや大きい。ジェラテリーアもピッツェリーア同様、滞在する街の相場を調べて周るとよいです。


主要都市のピッツァとジェラートの相場は、自分の観測した範囲だと以下の通りです。


○主要都市のピッツァ1/6切れの相場


・パリ=4ユーロ
・ローマ=3.5ユーロ
フィレンツェ=3ユーロ
ヴェネツィア=2.5ユーロ
・ミラノ=4ユーロ


○主要都市のジェラートコーン小の相場


・パリ=2.5ユーロ
・ローマ=2ユーロ
フィレンツェ=1.5ユーロ
ヴェネツィア=1.2ユーロ
・ミラノ=2.5ユーロ


その他、露店で買い物をする場合はとにかくその街の相場を掴むべし。イタリアの各都市には露店が無数にあるにもかかわらず、価格競争が起こっていないのか、最安値から最高値までの開きが2倍ということもあります。仮面や革製品を購入する際にこの価格差を体感しました。一時間も歩けば相場観は得られます。


夕食には現地のスーパーを活用しました。モノによってはバールや自販機の価格の半額以外の場合があります。例えば、水。外で買えば500mlで2ユーロの水も、スーパーで買えば2Lで0.5ユーロだったりします。水以外だと、パン、お菓子、ジュース、パスタは間違いなくスーパーで買うほうが安く済みます。



お土産は主にフィレンツェにて購入しました。革製品を扱う露店が多く(夏はサンタクローチェエリア、それ以外はサンロレンツォエリア)、安価(3〜5ユーロ)かつ小型であるため、たくさん購入しても安上がりでしかも荷物になりません。ただし財布等、革製小物はちゃんとしたお店で買うべきです。露店のものは作りが雑な模造品ですから。


また、飲食物のお土産はフィレンツェのサンロレンツォエリアにある中央市場にて購入しました。イタリアのお菓子、酒類、ドライフルーツ等の飲食物がどこよりも安く(30%程度)、まとめ買いに最適です。日本への持ち帰りは出来ませんが、肉屋や魚屋を覗くも楽しいですよ。エノテカ・ロンバルディには日本人店員もいて割引してくれますしね。



以上、雑記でした。次回からはトルコの旅行記となります。ではでは。